スターバックスコーヒー店舗で勉強客を追い出し「居心地のよさ」追求で回転率低下という深刻な課題 [コーヒー]
スタバ店舗で勉強客を追い出し「居心地のよさ」追求で
回転率低下という深刻な課題
動画はコチラ⇒ https://youtu.be/_R4dzCWcZWQ
スターバックスコーヒーは相変わらず人気があります。こうした人気は大学生においても目立っています。
しかしながら、若者の車離れや酒離れ 同様コーヒー離れも深刻なようでスタバに行っても注文するのはフラペチーノなど、ドリップコーヒー以外の商品が中心となっています。
「勉強していたら、店を出ていくように言われました」という学生の言葉には大変驚かされました。
低価格を強く訴求するハンバーガーショップなどのファストフード店ではよく聞く話ですが、スタバでもそのようなことが行われているというのは、にわかに信じがたいことです。
というのは、スタバが重要視する理念の一つに「サードプレイス(第3の場所)」というものがあります。
ファーストプレイスは自宅、セカンドプレイスは職場を意味し、その間にあるサードプレイスで心地よい時間を提供することがスタバのコンセプトです。
日本国内ではスタバを上回る店舗数を誇るドトールと単純にコーヒーの値段を比較すると、スタバはドトールのおよそ1.5倍です。
この差を消費者が許容するのは、コーヒー自体の味の違いよりも、上質な机や椅子、ゆとりあるスペースといった店舗の雰囲気のよさにより、いわゆる経験的価値を得ているからでしょう。
スタバの強みである居心地のよさにより、長居する客が増加して回転率が低下するというのは、なんとも皮肉な話です。
サードプレイスというコンセプトは、アメリカでは比較的容易に実現できても、日本においてはスタバ人気が高まれば高まるほど、深刻な課題となってくるのかもしれません。
◆ネットの声
スタバは図書館じゃない!
実際の調査でもオフィス意識を持っている人が多いことが垣間見えます。
・「スタバは自習室じゃない!」スターバックスはいつから「オフィス」になったのか ?
Wi-Fiがつながるのでよく利用している。コーヒー代は完全に席代だと思っている。(29才・男性・ライター)
私がよく使うスタバは時間帯によってはテーブル横一列全員MacBook Airということも珍しくないです(20代・女性・デザイナー)
参考書を広げているだけでイチャついている高校生を見ると、「オレのオフィスなんだからどけろよ!」と何度もキレそうになる(31才・男性・広告)
「スタバは図書館か!」とツッコミたくなる程、我が物顔でずっと使ってる人多いですよね。
実際、ぼく自身もスタバで長居することがよくありました。
みなさんと似ていて仕事や勉強のために使います。
しかし、一人一人が「図書館」のようにスタバを占拠して使ってしまえばスタバの回転率は伸びず、売上も低下し、街からスタバが消えてしまう可能性すらあります。
スターバックスは公共施設ではなく、営利企業です。
引用:
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